家族葬の疑問を解決!

家族葬の費用についてと収支のバランスの考え方

家族葬の費用についてと収支のバランスの考え方 家族葬ではどのくらいのお金が必要なのだろうか、規模そのものが小さいのでそれ程多くはかからないのではないだろうか、このように考える人も多いのではないでしょうか。
規模が小さいので葬儀代も安くなる、このようなイメージを持つ人は多いようですが、首都圏における家族葬の相場は110万円前後といわれています。
あくまでも相場の金額ですから参考にするのは良いのですが、家族葬の費用の内訳や収支バランスを考えることも大切です。
付帯費用と呼ばれるものがあるのですが、これは葬祭場や遺体の安置場所などの施設利用料や弔問客にお礼で渡す返礼品や食事代、供花などに必要なお金を意味するものです。
弔問客の数が家族のみといった場合には、葬祭場などを利用するのではなく故人が生前住んでいた住居内で葬儀を行うこともできますし、ある程度人数がいたときでも規模が小さな葬祭場を使えば、施設利用料を抑えることもできるわけです。
基本的には、予算および規模に合う葬儀プランを選ぶことが大切です。

家族葬のデメリットを知って対処することの大切さ

家族葬のデメリットを知って対処することの大切さ 以前は一般葬と呼ばれる規模が大きな葬儀が、日本国内では主流でした。
ところが1990年代以降は核家族化が顕著となり、親族数名と夫婦・子どもの少ない家族葬が一般的となったものです。
そこでここでは、家族葬におけるデメリットを見ていくことにしましょう。
デメリットで顕著なことは、故人が生前親しくしていた方を葬式に招けないということです。
この世から旅立つ最後の瞬間を見届けられないことで、親しくしていた方はとても悲しまれることでしょう。
さらに宗派によっては希望をする僧侶を呼べないということもあります。
その理由は家族葬はあくまでもお別れの場という簡易的なスタイルとなるため、僧侶を招かない場合がほとんどだからです。
呼ぶ場合は追加の料金が発生するので、家族葬のメリットである安い費用で葬儀を執り行えない可能性が高まります。
この点を考慮して、どちらで実施をするのかを親族がしっかりと話し合わないといけないわけです。